楽しんで子育て~中学、高校、大学受験を子供たちと乗り越えて~

Eランク?大学卒の父親の私と高卒の妻の金ない、智慧ない、学歴ない両親が2人の息子を都立日比谷高校→慶応大学に合格させた子育てについて

2016東大53名合格!都立日比谷高校に合格するには 2人の息子が日比谷に合格した父からのささやかなヒント

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(画像は、都立日比谷高校の2つある校章の内の1つ

 ピンボケでスミマセン。)

 

最初に余り役立つ情報ではないと思いますので、

ゆるーい気持ちで読んで頂ければ幸いです。🙇

 

先ずは、東大合格発表が3月11日にありました。

因みに日比谷の卒業式は前日の10日なので、

生徒の心境は、卒業式どころではないのでは?と思います。

 2016年、東京大学に、なんと53名が合格しました。

すごいですね~

(51名⇒53名に訂正しました)

おめでとうございます。🙌

昨年,一昨年と37名でしたので、大躍進です。

今までも、開成蹴り、筑駒蹴りの生徒はいましたが、

日比谷高校は、授業料タダ、大学入試対策の夏期講習など

全部タダ、無料です。私たち親にとっても助かります。

日比谷高校の人気が出るのが分かります。

 都立日比谷高校に合格するには 

公立高校の雄、日比谷高校に入学したいと思っているお子さん、親御さんに

ほんの少しでもヒントになればと思い、私が知っている事、考えを

綴ってみたいと思います。 

都立校御三家?と言われている都立西高校、都立国立高校でも

重なる部分があると思います。

日比谷の生徒

長男、次男から聞いた話しですが、一言でいえば「優秀」。

当たり前だよ!!とすぐにツッコミが入りそうです。

でも、考えてみてください。

日比谷高校、出身中学についてですが、

都立中高一貫校、私立中高一貫校は、ほぼ全員高校へ進学できる

中学校はゼロに近いと思います。

ほとんどが区立中学、国公立中学から受験して入学していると思います。

過去に江戸川区清新第一中学校で7名の合格者が出た事がありますが、

各中学とも、3名以上の合格者を出す中学校は少なく、

殆どは、1~2名の合格で、合格者が出ない中学校も一杯あるのです。

ということは、各中学校の学年トップ又は、区内の中学校の

トップクラスの生徒が入学しているのです。 

ご自身が学生時代に、学年に1人くらいいましたよね?

勉強も出来るし、スポーツも出来るヤツって!

そういう生徒ばかりなんです。日比谷生は。

息子たちが内申*1について話したことがあるクラスメイトは、

長男「ほぼ、中学時代オール5、中には、内申28っていたけど」

次男「内申45で、推薦入学合格、41で推薦落ちて、一般入試で合格」

次男「俺は内申36だった」

※平成28年春から都立高校一般入試の選抜方法が変わりました

実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の調査書点に

おける扱いは、主要5教科(国語・数学・英語・社会・理科)

2倍(前年までは1.3倍)となり、実技4教科の内申1点が

入試当日の学力検査6.6点に相当します。

出典 高校入試2016年・平成28年度変更点 東京都|市進受験情報ナビ 

日比谷で、努力は報われる? 

日比谷は、優秀な生徒が集まっていますが、頑張れば成績が伸びます。

ギリギリで合格しても日比谷で上位になれます。

日比谷は3年生になる時に理系、文系に分かれます。

学年約320人ですが、ほぼ160人ずつに分かれます。

※3年時は、理系、文系別の順位となります。

 2人とも文系でした。 

長男の1~3年の順位です。

1年⇒130位代、2年⇒80位代、3年⇒10位代

次男の1~3年の順位です。

1年⇒200位代、2年⇒50位代、3年⇒30位代

努力は報われますよ。

都立日比谷高校に合格するには

小学校から始まっています。

入学するしないは、別にして中学受験をするべきです。 

※私見です。あくまでご参考まで、

お子さんの年齢によって対応が違ってくると思います。

幼児

両親の愛情、出来れば祖父母の愛情も注がれる環境であれば

より一層いいと思います。

以前、福山雅治さんが、結婚報告のインタビューで、子育てについて

祖父母の近くで子育てしたいとおっしゃっていました。

あと、父親の育児参加、「イクメン」は、必須です。

この2つは、我が家でも実感しています。

matome.naver.jp

~小学校3年生 

学校の勉強、宿題は勿論しっかりやりますが、沢山、遊んでください。

勉強をする習慣をつけながら、そろばんなど習い事(計算能力をつける)や

スイミング、サッカー、野球、体操などのスポーツも習った方がいいです。

身体を動かす事で、脳も発達するし、小学校4~5年から始める塾での勉強に

集中する力を養います。

幼児、小学校低学年から勉強ばかりしていると、子どもは勉強に

疲れてしまうんです。

天才的に勉強を飽きずに出来る子がいます。

その子は、特別です。大抵の子どもは、勉強に飽きてしまい、勉強が

嫌いになって、意欲までなくなってしまうんです。

お子さんの勉強は、ご両親がしっかり見てあげて、誉めて、

伸ばしてあげて下さい。

小学校4~6年生

塾選びと親のフォローが大切です。

塾は、学校の授業の補習が目的の塾と中学受験対策の塾が大きく分けられます。

塾は、中学受験対策をしている塾へ入った方が良いと思います。

中学受験を目標にしていますので、絶対的な勉強量が違ってきます。

毎月行われる定期テストで、偏差値、順位、得意、不得意科目の単元別*2

評価も出るので、得意を伸ばす、不得意を潰すことに役立ちます。

お子さんの成績が伸びて、ご家庭の事情と合っていれば、

合格した中学校に進学しても良いのではないでしょうか?

その先の大学進学が目標なのですから、中高一貫校からは、

費用はかかりますが、東大含め国立大学に入学すれば、万々歳でしょう。

合格後、家族会議してください。

私は、男の子なら国立お茶の水女子大学附属中学校は、超おススメです。

中学校1~3年生

もし、選択の余地がなくて、区立中学に進学しても、勉強を頑張って

来ましたから学年トップになれる可能性が広がります。

5教科の勉強に余裕が出来れば、音楽、美術、技術家庭、保健体育の

4科目にも目を向けられます。

日比谷の入試試験は、自校作成問題です。

主要5教科(国語・数学・英語・社会・理科)が出来なくては、

話しになりません。その上、実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)

の内申が×2となり、実技4教科の内申1点が入試当日の学力テストの6.6点に

相当するようになったので、重要です。

息子たちのクラスメイトのようにオール5ではなくても、

1年生から内申点を上げるように努力する

ネットでも、お茶中でも言われていますが、勉強するのに環境の良い

学校では、成績優秀者が多く集まるため、絶対評価*3になっても、現実は、内申を上げるのが難しいとの意見が多いのは事実です。

我が家も、苦しみました。

ですので、学校選びも大切です。

区立中学校御三家(千代田区立麹町中学校江戸川区清新第一中学校

文京区立第六中学校)とネットで、言われています。

それぞれ、優秀な生徒が、区域外から抽選(昔は越境)で、入学して来ると

思いますが、試験というフィルターがないので、言葉は悪いですが、

色々な生徒が入学出来ます(します)。

そんな環境の中でも、染まらず、勉強が出来るお子さんなら大丈夫ですが、

私は、環境が大事だと思っています。

しかし、内申点がより重視されるようになってきた現在は、

学校の環境と内申点の取りやすさのバランス

を考慮して進学する学校を決めなければならないと思います。

結論:都立日比谷高校に合格するには

大学生時代塾講師を経験した長男、次男の意見。

  • 塾、家庭教師選びは、重要。
  • 数学は、質の高い問題を多く解く(基礎~発展問題)
  • 英語は、単語を完璧に覚える
  • 国語は、問題を多く解き、慣れる
  • 理科、社会は、完璧な暗記

中学生までは、自主的に勉強に取り組む子は、少ないので、

両親のフォローは、大切です。

次男は、中学生3年時、ゲーム好きでしたが、自らゲーム断ちまでは、

出来ましたが、積極的には、勉強には、向き合っていなかったと振り返って

います。

妻の花子の意見

  • 日比谷に合格するには素内申43~45あれば安心!?
  • 推薦で日比谷に合格するには、オール5
  • 推薦には+α生徒会長などの勉強以外の活動や、完璧な自己PRが必要
  • 推薦にはリーダー性がある方が有利

今でも長男、次男は高校生活は、ものすごく楽しかったと言います。

心から充実した高校生活だったようです。

妻の花子も星友会という日比谷高校OBや保護者OBの会に参加しています。

会の諸先輩の方々から、有意義なお話を沢山、伺えるので、

大変、勉強になると言っています。

妻の花子が星友会で、お子さん全員(4~6人)を日比谷に合格した家族がいると

聞いたと話していました。

妻の花子の知り合いでも、3兄弟とも日比谷のご家族がいらっしゃいます。

私、Eランク大卒、妻、高卒の親が、語っても何の参考にならないと思います。

私たちが経験し、感じた事を同じような環境のご両親に、

お子さんが日比谷、西、国立などの公立難関校に入学する事によって、

親が感じる気持ちを味わって欲しかった、親も今からでも

子どものお蔭でより成長できる事を、お伝えしたかったのです

長々、書いてしまった文章を最後まで、お読み頂きありがとうございました。

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ちなみに、日比谷に合格した際、校章2つ必要と

思ってしまいますが、こちらの校章は購入しなくてもOKです。

3年間、最初の画像の校章しか使用しませんでした。

知らなくて長男の入学時に購入してしまいました。(笑)

*1:内申について、当時、受験時は中学3年時2学期時の成績で決まります。9教科(国、数、英、社、理、音楽、美術、技術家庭、保健体育)の

評価となり、オール5の場合は、9教科×評価5=45が素内申となります。

入試の場合は、音楽、美術、技術家庭、保健体育の4教科は、1.3倍します。

これを、換算内申と言い、5教科(国、数、英、社、理)×評価5+

4教科(美術、技術家庭、保健体育)×評価5×1.3倍=51が換算内申と

なります。息子たちの言っている数字は素内申の数字です。

*2:単元とは、算数なら、つるかめ算、速さと比、順列、面積の事

*3:絶対評価とは、クラスで評価5をつける生徒の割合が決まっていましたが、今は、一定の成績を収めている生徒は、割合に関係なく評価5にすること