親も子も一生懸命!?
東京にも、遅くなりましたが、紅葉の季節と
なりました。
皇居乾通り一般公開もたくさんの方が
並んだようです。
宮内庁によると、これからは毎年、
春と秋の2回一般公開するそうです。
楽しみですね。
一度は、行ってみたいと思っています。
黄色くなったイチョウ並木を見ると
思いだす事があります。
それは、長男がお茶中生の時の事です。
普段、お茶大のグランド(通称:大グラ)を
借りて、お茶中は、運動会などを行っています。
運動会へは、何度か観戦に行った事があるので、
周りの様子も分かっていました。
日曜日に、長男の部活の試合が、その大グラで
行われるという事で、珍しく夫婦で、たまたま車で、観戦に行きました。
時期は、11月だったと思います。
お茶大の校門の正面から大グラまで立派なイチョウ並木が続いています。
美しく黄色く染まったイチョウに葉を観ながら進み、車を駐車して、
試合を観ようと大グラへ向かおうとしたら、
なんと足元に無数に銀杏が落ちているではありませんか!!
その途端、夫婦して、試合どころではありません。
車内にあったレジ袋を手袋代わりにかき集めました。
でも、効率が悪くてだめです。
その時、周りに目をやると、お茶中の校舎入口付近に
ちり取りとほうきが置いてありました。
偶然、通りかかったお茶中の先生に許可(銀杏拾いと箒&塵取り使用の許可)を
得ようと、お伺いしましたら、生徒たちも匂いに困っているので、
「どうぞ、どうぞ」と言ってくれました。
「そう言えば、長男もそんな事言っていたわ」と妻の花子。
お墨付きを頂いた夫婦は頑張りました。
だって、銀杏拾いしているのは私たち夫婦だけですから。
その上、生徒たちの為にもなるのですから。
俄然燃えますよ。そりゃあ~。
結果的には、試合はちょっとだけ観て、ほとんど銀杏拾いに時間を使い、
物凄い量の銀杏をゲットしたのです。
帰りの車中は、何のためにお茶中へ行ったのかとの自己反省感と
大量の銀杏の収穫の満足感とが、銀杏の匂いと複雑に混じり合い
微妙な空気感を醸し出しておりました。
後日、実から取り出された銀杏は、私の親、花子の親など、親戚にも
おすそ分けして、みんなで美味しく頂きました。
PS 長男の試合は勝ちました。