楽しんで子育て~中学、高校、大学受験を子供たちと乗り越えて~

Eランク?大学卒の父親の私と高卒の妻の金ない、智慧ない、学歴ない両親が2人の息子を都立日比谷高校→慶応大学に合格させた子育てについて

中学受験!! それは突然に!?

長男は、ごく普通の子供でした。

3,4歳の頃、ミニカーが大好きで、几帳面に机の上に並べては横から見たり、身体をかがめて見たりしていました。

私がミニカーに少し触れて位置がずれただけでも、キッチリ直します。

几帳面なところは、ありました。

たくさんのミニカーの名前もすべて覚えていました。当時は「すごい!」と思っていましたが、

しばらくして、ミニカーより興味がある物ができるとミニカーの名前はすべて忘れていました。(笑)

幼稚園児の頃は、制服がキライで、入園当初は、

一人私服で通園していました。

 それでも、先生は「いいですよー」

「大丈夫ですよー」と言ってくれたので、

ホント助かりました。

 長男は、みんな制服なのに一人だけ違う事には

ゼンゼン気にしていませんでした。

 それもしばらくしたら、自分から制服を着ていくと言い始めて、卒園まで私服で幼稚園に行く事は

ありませんでした。

 小学校は私も通った区立の小学校に入学しました。

 一年生から特に塾や習い事はさせていません。

 というか、お金に余裕があるわけではないし、

 低学年のうちは、学校に楽しく通えて、友達を作り、宿題を忘れずすれば、いいかなぁーと思って

子育てしていました。

 長男も毎日、楽しく帰宅して来ました。

 自営業の私と妻は、長男が帰宅すると

 「おかえりーーーー」と大声で迎えて、抱きしめました。

 妻と私で長男の奪い合いながら抱きしめました。

 ウチでは、「抱きしめ」は、私達の子育てには有効な手段だったと思います。

 長男も素直に育っていったと思います。

 成績は中の中ぐらいだったと思います。

 小学校の中学年、高学年になると塾にも通っていなかったので、成績は少しずつですが、下がってきました。

 長男本人は、いつものように楽しく学校に通っていて、勉強もキライではないようです。

 宿題も忘れないように、低学年の頃から教育していましたので、必ず宿題はやっていました。

 妻が、長男の成績を心配し、お金がありませんが、

 塾代が安い近所の補習塾に通わせることになりました。

 5年生の春でした。

 長男は、まじめに塾へも通いました。成績も徐々にですが上がりました。

 クラスでトップにはなりませんでしたが、、、

 近所の補習塾にも慣れた頃、都立の中高一貫校

開校するとのニュースを知りました。

中学も私が通った区立で、良いと思っていたので、

最初は、興味がなかったのです。

しかし、お金がなくても、通わせることができ、

高校受験がないことは、子どもにとって負担少なくなるし、

親にも、塾の費用の負担も少なくなる?との勝手な思い込みから、

なんの知識がないまま、中学受験をしてみようとなり、

「ダメもとで受けてみよう」と軽い気持ちでそこから

受験について、塾について、費用について,夫婦で    

知人に聞いたり、本で調べ始めました。 (つづく)